無知蒙昧なセンテンス

その辺の社会人が色々なものの言語化を試みる場です。

フランス革命理論

お久しぶりです。さみっとです。


今、お久しぶりですと書きましたが、このブログの更新頻度的にはさして久しくもないです。今まで通りの頻度です。それでも"お久しぶり"なのは、自分が学生から社会人になったからです。精神的にはお久しぶりなんですよね。


最近、シャチになりたいという人を見かけました。人体に違和感を感じているらしく、幼少期からシャチになることが夢だったそうです。今は本気でシャチになるためにクラウドファンディングをしているみたいなので、良かったら概要を見てみてください。この企画、めちゃくちゃ面白い!フィクションの世界をノンフィクションにする試みは基本的にワクワクが止まりません。
本人からしたら本気の活動なので面白がるのは失礼かもしれませんが…
リンク貼っておきます↓
https://motion-gallery.net/projects/BICinemas_2


本題です。
突然ですが、フランス革命を知ってますか?
訊いといてあれですが、自分はあんまり詳しく知りません笑
ただ高校の世界史の記憶を辿ると、最初急進派が台頭してから成敗され、その後穏健派が台頭してきたという記憶があります。そこから何やかんやあって最終的にナポレオンが統一するという流れだったような気がします。

今回は別に世界史の話を深めたいわけではなく、「最初急進派が台頭してから成敗され、その後穏健派が台頭」するという流れに注目していきます。
ある日、この流れって結構色々な場面で適用できるのではないか…?と気づきました。


きっかけは友人の就活話でした。
その友人は博士課程まで行くことがほぼほぼ確定していたのですが、特別今の研究内容にこだわりがあるわけでもなく、絶対研究者!というわけでもない...といった感じでした。
そんな中で突然チー○ラボ的なアートに魅力を感じて、突然しっかりと就活を始め、プログラミング教室の予約もしたそうです。
急な方針転換だったので周りに相談しながらだったみたいですが、相談しているうちに今すぐに転向するのはリスキーだと思うようになり、最終的には博士課程に進むことになりました。

友人の話はざっくりとこんな流れなのですが、これ、流れがフランス革命っぽくないですか???
実際この話を聞いたとき、「それフランス革命やん」とツッコミを入れました笑

思い切って方針転換をし(急進派の台頭)、その後落ち着いてくる(穏健派の台頭)。これって人間の行動の流れとしてよくあることなんじゃないかと思うようになりました。
自分も最近、格安シムに転向しようとしていましたが、色々考えた結果今までのキャリアのまま料金プランだけ見直すだけに留まっています。これもフランス革命と同じですね。

自分から何か新しいことを始める時だけでなく、新しい環境になって新しくならざるを得ないときもフランス革命の流れは適用できると思います。
先月から社会人になり、生活や環境が強制的に新しくなったのですが、仕事においてもふんわりとフランス革命を意識しつつやっています。どういうことかというと、まずは深く考えずに会社の色に染まり(急進派の台頭)、そこから自分の色を混ぜていって中和していく(穏健派の台頭)、という流れです。まさにフランス革命ですね。
事前にこのフランス革命の流れを意識することで、「会社の色に染まっちゃう…没個性になっちゃう…」と悩まなくて済むようになります。まずは受け入れようと思えることで、研修内容を素直に聞くことができ、会社にとってもありがたい人材になれるようになります。あわよくば評価も上がるかもしれません。思わぬ副産物ですね。


このように、後から振り返ってフランス革命だと思うこともあれば、事前にフランス革命を意識することで上手く立ち回ることの補助にすることもできる。フランス革命理論、あなたの役に立つかもしれません。


ではでは。


P.S.
フランス革命理論を事前適用して研修を受けていますが、すべてを素直に受け入れるのはなかなか難しいですw
それでも一回染まってもいいと思えるのはいいことなんじゃないかと思っています(正解は分かりません)。