無知蒙昧なセンテンス

その辺の社会人が色々なものの言語化を試みる場です。

大学生活の振り返り

こんにちは、さみっとです。

 

先月をもって大学を卒業し、今月から身分が大学院生に変わりました。といっても環境にはほとんど変化はなく、今までと同じ研究室に今まで通り行くだけなので全く卒業した実感はありません。ただ、周りの友人はちらほらと新社会人になっていて、そういう人達を見ると「ああ、自分も一応卒業したんだなあ」と少しだけ実感できたりします。

というわけで、形式上大学を卒業したので、タイトル通り大学生時代をつらつらと振り返っていこうと思います。本当に緩急なく振り返ってる気がするので、面白さとかは期待しない方が賢明です。

 

 

 

・入学前~1年

高校生活がかなり自由でやりたいことをやりたい放題やれた環境だったので、大学に入ったら自由になれる!やりたいことがやれる!といった明るいイメージは全く抱いてませんでした。大学が国公立なこともあって、むしろお堅いところなんでしょ、というマイナスイメージを抱いてました。もっと言えば、高校同期が言い放った「高校卒業したら人生単調減少っしょ」というフレーズに共感するくらいには冷めてたと思います。

こんな精神性で入学したので、キラキラした目や浮わついた足、遊ばせた毛先などは全く持ち合わせておらず、「まあ適当に4年間やっていくか」というスタンスで始まりました。キャンパスの浮ついた空気が全然肌に合わなかった記憶があります(ちなみにこの空気は未だに嫌いです笑)。といいつつサークル活動はなんとなくしたいと思っていたので、自転車サークルに入りましたが、決め手は活動頻度の少なさとゆるさでした。基本的に一人の時間を大切にしたいので、サークルに入ったとしてもあまり拘束されないことが絶対条件でした。

自分が理系だったこともあり、1年の頃は授業が重かった印象が強いです。クラスメイトはみんないい人ばかりで恵まれてましたが、勉強モチベの高い人が多く、当時ポケモンとモンハンとヒトカラを至上の喜びとしていた身からすると少し居づらい空間でした。ただ履修登録とか試験対策の時にはいつ聞いても優しく答えてくれる人ばかりだったのですごいありがたかったですね。全体的にどの授業にも全く興味が持てず、単位が取れるギリギリのラインだけに興味を持ち、隙あらばサボってました()

自転車サークルはゆるゆるとしていて、端的に言ってすごい居心地が良かったです。かといって活動に参加しまくっていたわけでもなく、年に5回ぐらいしか参加してないんですけど、それが許される雰囲気がまた気に入ってました。サークルに関しては、秋ごろからクラスメイトに「バンドやろうぜ!」と言われ、割とノリとテンションで物事を決めがちな性分だったこともあり2つ返事で誘いに乗りました。それで秋ごろから軽音サークルにも入り、ドラムを始めました。まともに楽器をやるのは人生で初だったのですが、これがかなり楽しくて、始めてよかったなあと心から思っています。

 

 

・2年

まず、2年前期は授業がほとんどなく、とにかく暇だったのでいろいろやってた記憶があります。新しく飲食バイトを始めたり、自転車と軽音の両サークルで役職について雑務を行ったり、教習所に通って車の免許を取ったり…あと、MENSAの入会テストも受けましたね。合格通知が来た時は凄い嬉しかったんですけど、IQの意味合いとかを考えると案外すごさはないのかなって冷静になった記憶があります。

2年後期からは一気に授業が増えて忙しくなりましたね。11月でサークルの代替わりがあるまでは相当忙しかったような気がします(記憶が曖昧ですけど…)。執行代が終わってからはサークルのコミット率が下がって、単位を取りつつ飲食バイトと家庭教師をやりながら生活してました。あとちょうどその頃ポケモンの新作が出たので、ゲームする時間が多かったですかね。

 

総じて2年は1年の時より関わるコミュニティが増えて、入学時に抱いてたひねくれた感情が薄まったような気がします。今だから言えるんですけど、恐らく親密度とか仲の良さだけで人間関係を評価するとどうしても高校同期の繋がりが1番高くなりがちなんですよね(一緒にいる期間が長いからそれはそうって感じですけど)。大学以降の人間関係の魅力って、色んな人に会えることにあると思うんですよね。もちろん大学以降でも気の合う友人ができたり、一生の親友ができたりすることもあると思うんですけど、広げようと思えばいくらでも交友関係が広がっていく感じはそれまでにない良さだと思います。当時これを自覚していたわけではないですが、色々な人と関わることで少しずつ斜に構える精神性が和らいでいったと思います。

レベルが高いから将来有利かなーという理由で受験をした自分が抱いてた感情は「そもそも自分が入学する大学の雰囲気が嫌い」というものでした。大学に最初からマイナスイメージを持っていたんですよね。枠に収まってる人が多そうって勝手に思い込んでて(実際は色んなスタンスの人がいますが)、自分の勝手な見解ですけどそういう人は一定数いて、そういう人とはどことなく合わない部分がありました。大学外も含め色んな人と関わっていくうちに、大学生活=堅苦しい大学で窮屈に過ごすという思い込みが取れて行った感じがします。

 

 

・3年 

めちゃくちゃ授業の多い1年でした。サークルのコミット率はさらに下がっていき、バイトと大学の占める時間がかなり多かったですね。授業と実験と課題が多くて同じ空間で過ごす時間が長いこともあって、学科はすごい仲がよくていい雰囲気でした。今後も同じ環境で過ごす人たちなので、気軽に雑談とかができる空気なのはすごい嬉しいです。この頃から統計の勉強を本格的に始めました。自発的に勉強するのは小学校以来だったので自分でも ”!!?” って感じだったんですけどこの独学の流れは未だに続いてるのでしっくり来てるんだと思います。全然統計とは縁がない学科を専攻したんですけど、だからこそ興味を持ったんじゃないかなと思います。専攻で統計をがっつり扱うような所に行ったらやらされる勉強になって、多分そこまで興味を持たなかったと思います。

 

あとは精神的な変化ですけど、この頃から自分の生きるスタンスというか、そういうのがハッキリしてきた感じがしますね。まあそんな大したもんでもないですけど、興味持ったことは満足するまで触れてみる・楽しそうなことは全力で楽しむ、っていうのが軸として根付きました。根本の部分で漠然とした無力感があって、人間どうせいつか死ぬし、どうせ生きていくなら楽しんで生きるか、っていう気持ちがありますね。自分の生に満足して未練がなければ死も受け入れられるなあっていう理想があって、まあ実際はそんな満足して未練なく死ねるとは思えませんけど、なるべくその状態に近づいておきたいんですよね。やっぱり死ぬのは怖くて、考えただけで嫌な気分になるんですけど、それでもいつか訪れるものなんでなるべく絶望感とか恐怖を取り払えればいいな~って思います。で、自分なりに出したスタンスがとにかく楽しむでした。

 

閑話休題。とにかく楽しむといえば、3年の2月にPS4を買ったんですけど、あれはやばいですよ。人生で初めて買った大型ゲーム機だったのもあるんですけど、ワクワクが止まらないです。これまで4作品ほど遊んでますけど、本当に完成されてるなって思うし、ゲームでしか味わえない感情があります。機会があればそれぞれの感想も書きたいですね。

 

 

・4年

4年からは研究室に配属され、授業の代わりに平日は毎日10時から5時まで研究室に拘束される生活が始まりました。同時に一人暮らしを始めたので最初は環境の変化に慣れるのが大変だった記憶があります。

4年生は研究生活と独学の両立をした一年間でした。バイトは2年間働いた飲食バイトを辞めて、家庭教師をもう一件増やしました。一人暮らしを始めた分お金を稼がないといけないので週3~4日位はバイトしてました。振り返って見るとなかなかに忙しくて、睡眠時間が4時間を切ることもざらにありました。年々忙しくなっているというか、自分を忙しいところに置いていってるような気がしますね。

サークルは全くコミットしなかったですねー。自転車もドラムも好きだし全然続けたいんですけど、自分の中で優先順位とか考えて生活してるとなかなかやれる時間がなくて、、て感じでした。あと一度コミットしなくなって、行くハードルが上がったのもあります。というかこのハードルが主な原因な気がします(特に軽音は)。一年の途中から入ったこともあって、どことなくサークルになじみ切らなかった節があるんですよね。ただドラムモチベはずっとあるんで、ちょくちょく一人でスタジオ入ってたたきに行ってました。自転車サークルはそういうハードルは特に感じてないんですけど、単純に時間と体力の消費が激しいので行けず…といった感じでしたね。

 

この年はデータ分析をする職に就きたいなあと言う気持ちが芽生えたんで割と自分が将来やりたいことがはっきりした年ですね。別になんもやりたいことないならそれでいいやってずっと思って生きてきたんで、ちょっと不思議な気分です。とはいっても趣味がないと死んじゃうんで、相変わらず娯楽を超重要視するスタイルは変わってないですけど。

 

 

                                    

とまあ、こんな感じで4年間過ごしました(めちゃ長ぇ...)。こういう振り返りはfacebookとかでする人が多いですが、どことなく自分に合わないのでブログで振り返ってみました。思ったより長文になってしまいましたね(;´д`)

ただせっかくブログで書くなら自分の精神的な部分を詳しく書きたかったので良かったかなーと思います。今後は院生やりつつ社会を見据えていくつもりです(それはそう)。

 

最後まで読んでくださった方はありがとうございます。

 

ではでは。