無知蒙昧なセンテンス

その辺の社会人が色々なものの言語化を試みる場です。

ボヘミアン・ラプソディを見ました

先日、ボヘミアン・ラプソディを見てきた。クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの生涯を描いた映画で、ライブシーンが多く劇場映えする映画だった。今回はこの映画の感想を書いていきたい。しっかり書こうとすると感情の分析みたいになりかねないから、そうならない程度に書こうと思う(なんとなくだが、あんまり理屈をこねくり回すもんじゃない気がしたので)。

 

 

※以下ネタバレ注意(といいつつそんなにネタバレしてないです)

 

 

とりあえず、ラスト20-30分はめちゃくちゃに泣いた。見終わったあとも余韻で泣くのをこらえるのに必死だった。なんというか、深めの感動。思考停止であー感動するーうわーってのとは違う感じ。重さがあった。普通に生きてたら考えられないような経験をしてきた人の覚悟は、こんなにも重いのか。決して良い思いばかりじゃない、むしろ悪い思いを半端なくしてきた辛さ、それを自分のなかで全力で咀嚼してパーフォマーとして生きていく覚悟。それを目の当たりにして、ただ泣くことしかできなかった。

ラストこそ感動してたが、そこまでは辛い・しんどいといった感情ばかり抱いた。これほど辛くなるのか、ってぐらいきつかった。ライブシーンは音楽を聴いて一時的に盛り上がったが、ベースにはずっと辛いという感情があった。だからこそラストでめちゃくちゃに泣いたんだろうな。

とまあ映画を見てるときのリアルタイムな感情はこんな感じだった。

 

全体を通して思ったのは、迷いなく何かをする人はかっこいい、ということだ。信念が自分の芯の隅々まで行き渡ってる。これはめちゃくちゃかっこいいなと思う。その信念が分かりやすく行動に出ると、それを実感しやすくて余計にかっこよく見えてしまう。その点でフレディ・マーキュリーは死ぬほどかっこよかった。

あと、もう一つ思ったのは、すごいことをする人ってどこかしらのリミッターが外れてるなと。ちょっとあまりにざっくりとした感想だが、そのまま文字にするとこうなる。案外みんなどっかしらのリミッターは外れてるような気もするし上手いこと言葉にできないけど、すごいことする人は人間として(社会的な生き物として、ていうニュアンスかな)の枠をどこかで超えてるんじゃないかな。

 

 

これ以上書いてもグダりそうなんで、この辺で終わります。

では。